「女にシッポがあった時」O.S.T.(エンニオ・モリコーネ)
東京出張の帰り、久々タワレコに寄ってみた。サントラコーナーをしばし物色。いつの間にやらイタリア映画(マカロニウエスタンを含む)サントラの日本盤が大量に並んでいて驚いた。あ、こんなの出てるよ、うわあこんなのも・・・。さんざん迷った挙句、エンニオ・モリコーネ先生の「女にシッポがあった時」を購入。指揮はお馴染みブルーノ・ニコライ、コーラスはアレッサンドロ・アレッサンドローニ(モリコーネ音楽で口笛やコーラスを数多く担当している名手)率いるイ・カントーリ・モデルーニ。「女にシッポがあった時」なんて聞いたこともない映画であるが、この完璧な布陣を見たら買わねばなるまい。帰りの新幹線で早速聴いてみた。
小柳帝氏の解説によると、本作は長らくブートレッグしか出ておらず、オリジナルのイタリア盤は数あるモリコーネ作品でも1、2を争うレア盤なのだという。早速聴いてみると「ミスター・ノーボディ」あたりに通じるほのぼの路線で、全編にフィーチャーされたアレサンドローニのコーラスワークも絶好調。[フィリーのカンカン]なんて凄げえお洒落! 辛い仕事のことを一瞬忘れられた。幸せ一杯のモリコーネ節にはつい口元がほころんでしまう。
「女にシッポがあった時」(1970年)は日本未公開のコメディ映画で、エロ味の強い「おかしなおかしな石器人」といった感じの映画らしい。主演はセンタ・バーガー、ジュリアーノ・ジェンマ。監督はパスカーレ・フェスタ・カンパニーレ。カンパニーレといえばフランコ・ネロ、コリンヌ・クレリー主演の不快なアクション映画「ヒッチハイク」(1976年)くらいしか見たこと無いが、「女性上位時代」(1968年)、「SEX発電」(1975年)といったフィルモグラフィーからして艶笑喜劇が得意な監督らしい。モリコーネ先生の素晴らしい音楽をバックに繰り広げられる原始人たちの艶笑喜劇・・・ううむ、いつか見てみたいぞ。ちなみに続編「女のシッポがとれた時」というのもあるらしい。
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