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2008年12月 8日 (月)

「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(ベン・ステイラー)

仕事明け、最寄のシネコンへ。レイトショーでベン・ステイラー監督・主演「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」見る。ベン・ステイラーといえば前作「ズーランダー」がツボを押さえた快作だったので、今回も期待して劇場に足を運んだ。

ベトナム戦争の英雄(ニック・ノルティ)の回顧録「トロピック・サンダー」が映画化されることになった。出演は落ち目のアクション俳優(ベン・ステイラー)、下ネタで人気のコメディアン(ジャック・ブラック)、成りきり演技で知られるオーストラリア出身の名優(ロバート・ダウニーJr.)、黒人ラッパー(ブランドン・T・ジャクソン)。俳優たちのワガママで撮影は難航、予算オーバーの事態に陥り、監督(スティーヴ・クーガン)は窮地に立たされる。困り果てた監督は俳優たちを東南アジアのジャングルに放り込み、ドキュメンタリー的手法で撮影を試みる。何とそこは麻薬組織が支配する本物の戦場だった・・・。

これは期待通りの快(怪)作! 「地獄の黙示録」(及びそのメイキング「ハート・オブ・ダークネス」)等、様々な戦争映画のパロディを盛り込みつつ、ハリウッドの映画製作を痛烈に風刺したブラックコメディ。いやあ笑った笑った。黒人ラッパーがアルパ・チーノという名前だったり、冒頭のニセ予告編など小ネタも充実。アクション演出は気合入ってて迫力充分。俳優陣は皆素晴らしいが、特にロバート・ダウニー・Jr演じる演技派俳優が最高におかしかった。何しろ、黒人の軍曹に成りきるため手術で皮膚を黒くしてしまったという設定で、ほぼ全編黒人役で押し通すのだ。あまりに過剰な演技に、黒人ラッパーから「このコアラ臭いニガーめ!」などと罵られるのがおかしい。あ、後は某超大物スターの唖然とするような熱演ぶりにも感動した。彼が踊り狂うエンデイングクレジット(デザインはカイル・クーパー)もサイコー。

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