« 「あなのかなたに」(湯浅学) | トップページ | 風が吹いても痛いんだよ本当に »

2009年4月15日 (水)

「奥さまは魔女」(ノーラ・エフロン)

 晩ご飯食べながらTVでやってた「奥様は魔女」BEWITCHED(2005年)見る。

 往年の人気ドラマ「奥様は魔女」がリメイクされることになり、落ち目のハリウッドスター、ジャック(ウィル・フェレル)にダーリン役のオファーが来た。主演映画がコケて焦るジャックは、このドラマで人気を取り戻す為、自分より目立たないだろうとサマンサ役に無名の新人イザベル(ニコール・キッドマン)を起用。ところがイザベルは普通の生活に憧れて人間界にやって来た本物の魔女だった・・・。

 「奥様は魔女」を踏襲するお話が本編と劇中劇の両方で展開、TVドラマ界のバックステージもの的趣向も盛り込まれ、ファンタジー仕立てのラブコメとしては(ちょっとだけ)凝った作りでまあまあ面白い。主演はニコール・キッドマン、相手役は人気コメディアン(らしい)ウィル・フェレル、脇にはマイケル・ケインとシャーリー・マクレーンの熟年カップル。ジャックのマネージャー役で「天才マックス」ことジェイソン・シュワルツマンの姿も。

 正直言って、二コール・キッドマンのカマトト(死語)ぶりがキツかった。普通に彼女のファンである俺が見てもかなりキツいんだから。サマンサお馴染みの鼻ピクピクや、長身ではしゃぎまわる姿など、痛々しいほどであった。この役を演じるには年齢的にも本来のキャラクターからいってもちょい無理があるという気がしたなあ。

 この映画の見所は意外や相手役のウィル・フェレルであった。彼はアメリカでは人気のコメディアンだそうだが、チェビー・チェイス風というかサタデーナイトライブテイストというか、外した間でボケる芸風はいまひとつ馴染みにくいものがある。ゴリラめいた顔と長身、ロン・パールマンを思いっきりスマートにしたようなルックスも何か違和感がある。この映画においてはウィルの違和感こそが面白かった。ウィルが何かギャグをかます度に、「ハリウッドの人気女優主演のファンタジックなラブコメディ」という体裁がバラバラに壊れてしまいそうな危なっかしい感じがしてスリリングであった。

 

|

« 「あなのかなたに」(湯浅学) | トップページ | 風が吹いても痛いんだよ本当に »

コメディ映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1066489/29171605

この記事へのトラックバック一覧です: 「奥さまは魔女」(ノーラ・エフロン):

« 「あなのかなたに」(湯浅学) | トップページ | 風が吹いても痛いんだよ本当に »