日記・コラム・つぶやき

2009年12月28日 (月)

仕事納めの夜に

 仕事で疲れて帰って来て、イライラが治まらない時など、寝る前にお気に入りの映画チラシをまとめたファイルを眺める。なんて書くとどれほどオタクなんだと思われそうだが、これがイライラには一番効くのだ。「映画チラシ大全集」とか「映画ポスター集」みたいな本は昔から大好きで、何時間でも飽きずに見ていられる。さまざまな時代のまだ見ぬ映画、お気に入りの映画に思いを馳せていると、嫌なことも忘れられる。この言葉はあまり相応しくないような気もするが、「癒される」のだ。で、単に癒されるだけではない、明日への活力が生まれてくるのを感じる。

 今日は仕事納めの日で、本来なら事務所の大掃除をしてお疲れさまでした、てな感じであろうが、全くそんな雰囲気ではなかった。このご時世そんな呑気な会社も珍しかろうが、それにしてももう少し心穏やかに仕事納めを迎えたかったものだ。酷過ぎる。

 仕事の愚痴はさておいて。今夜は特にイライラがひどくて、一向に気持が落ち着かないので、件のファイルを開いて見た。数ページめくって、次第に気持が落ち着いてきた。やはり効果は絶大である。

 今夜特に目に留まったのがこれである。荒々しい70年代アクションの中でも、とりわけ無茶な1本と言える「マッドボンバー」。チラシのデザインも荒々しい事この上ない。チャック・コナーズとネヴィル・ブランドの荒んだ顔つき! 「登校の女学生即死 会合中の婦人団体血まみれ 犯人、爆弾抱いて繁華街に逃げ込む」 なんて語呂がいいんだか悪いんだかわからない不穏な文章が踊ってるのも凄い。

 よし、元気が出たぞ! 負けてたまるか!


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2009年12月17日 (木)

読書の話

 パトリック・マグラアを一通り読み終えたので、次は誰を読んでみようかと思案した。マグラアは面白かったけど、ちょっと知的に過ぎるかなあと思う。もっと感情的な小説を読みたいなあと思い、ラッセル・バンクスに決定。早速図書館から借りてきて「狩猟期」を読み始めた。「狩猟期」はポール・シュレーダーが監督した「白い刻印」の原作で、雪深い田舎町で鬱屈した中年男が自爆する話。原作を読み終えたら、あの映画も見直してみようと思う。

 今日は仙台も雪が降っている。「狩猟期」を読むには相応しい天候と言えよう。

 当ブログは「映画=日誌」のつもりで開始したのだが、最近はすっかり「読書=日誌」みたいになりつつある。会社の昼休みと、就寝前の数十分を使って毎日少しずつ読み進み、何とか1週間に1冊ペースを保っている。これはこれでいいのだけれど、ほんとはもっと映画を見たいんだよなあ。

 本と言えば、先日会社の上司から唐突に「本は読むか?」と話しかけられた。ちなみにこの上司とは仕事以外の話などほとんどしたことがない。「読みますよ」と答えたら、「面白いから読んでみろ」とカバーのかかった文庫本を2冊渡された。あんまり深く考えずに受け取って、後で中身を見たら「日本沈没」だった。

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2009年12月 2日 (水)

ここはホビットの店か

残業中に事務所を抜け出して飲み物を買おうとコンビニに寄って棚の商品を見ていたら隣に立った若い男の顔が妙に大きくていや顔が大きいというより何だか頭身が違うというか着ぐるみでもかぶってるみたいな感じでふと店内を見たら他に数人いるお客もみな一様に頭が大きくて隣の男ととてもよく似ているのでさては兄弟とか家族とかなのかなあと思いつつレジに行ったら店員もまた4頭身くらいしかなくて何だこのコンビニはホビットの店なのかと我が目を疑ったと言ってる先から店に入ってきた若い女がまた大きな頭だったので手にした財布を落としそうになるくらい驚いて釣銭を受け取るのももどかしく店を飛び出して早々に残業を切り上げて帰宅したが動悸が激しくなりしばらく妻の顔を見れなかった何故かと言えば妻もホビットみたいだったらどうしようと馬鹿みたいな不安に囚われていたからだが勇気を振り絞って顔を挙げたら妻の顔はいつも通りで安心した後で考えてみると東京に住んでいた頃に疲れて終電に乗ると周囲の乗客の顔という顔が間近に迫ってくるような圧迫感を覚えたものだがさてはあの感覚の別バージョンなのかもしれないと思い当たった。

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2009年12月 1日 (火)

古本市にて

 ちょっと前に仙台駅前の某デパートで古本市が行われていた。のぞいてみたら、映画パンフレットが意外に充実していた。しばし物色した後、3冊を購入。フランソワ・トリュフォー監督の「野性の少年」「緑色の部屋」、そしてセルジオ・ソリーマ監督の「狼の挽歌」。

 「狼の挽歌」(1970年)はチャールズ・ブロンソン主演、セルジオ・ソリーマ監督によるイタリアン・アクションの佳作。エンニオ・モリコーネ先生によるサスペンスフルな音楽が絶品であった。
 当時はブロンソンの人気が上り調子だった頃(1970年代初め)だったようで、パンフレットの作りも丁寧で熱がこもっている。映画評論家の故・増淵健氏によるブロンソン全出演作の解説なども載っていて楽しい。この当時のブロンソンは長い長い下積みを経て、ヨーロッパ映画で人気が爆発した頃。それら「さらば友よ」「雨の訪問者」「ウエスタン」といった作品では、ブロンソンの無口で武骨な持ち味がミステリアスな役柄に上手く活かされていた。増淵氏曰く、

「ブロンソンの、全身に影が差す不安と混沌こそ、彼をスターダムにのし上げたエレメントなのだ」。

 増淵氏さすがの名調子だ。


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2009年11月27日 (金)

乗り越えるしかない

 マイケル・ジャクソンが死んだ時、TVニュースの解説者が「マイケルは中年の危機を上手く乗り越えられなかったのではないか」というようなことを言っていた。

 中年の危機。いわゆる「ミドルエイジ・クライシス」。今までの人生って何だったのか、自分のいる場所は正しいのか、これからの人生は何を目指して生きていけばいいのか・・・。中年を迎えると、家庭でも社会でも責任が増えて、人生について思い詰めて精神的なバランスを崩してしまうことがあり、それを「ミドルエイジ・クライシス」と呼ぶ。この時期をさして、思春期ならぬ思秋期なんて言い方もあるという。普通は仕事だったり家庭だったり趣味だったり、何かに救いや目的を見出して乗り越えていくのだが、あまりに特殊な環境で人生を送ってきたマイケルにはそれが出来なかったのではないか・・・と。その見方が正しいのかどうかわからない。ニュース解説者も「ちょっと的外れな見方かもしれませんが」と断ってたっけ。でも、個人的には興味深い話だなあと思って聞いていた。

 「THIS IS IT」を見ると、マイケルにとっては精神より肉体の衰えの方が深刻な問題だったんじゃないかと思った。何しろ50歳であのハードなソング&ダンスを何十公演もやろうとしてたんだからそもそも無理があったように見える。衰えつつある肉体を酷使する中で薬物に頼らざるを得なくなった末の早すぎる死、なんだろうと思う。

 マイケルはともかく、問題は自分自身の話だ。最近自分でもフラフラしすぎだなあと思う。周囲の人間の一言一言に不安になって、くよくよ悩んでしまうことが増えたような気がする。以前は周囲から(特に会社では)「何があっても冷静な男」と言われてたくらい情緒超安定な俺だったのに。これが思秋期ってやつか?40にして惑わずどころか、惑いっぱなしだよなあ。・・・まあ、そうは言っても全て放り投げることなんて出来ないのだから、何とかして乗り越えるしかないのだが。

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2009年11月20日 (金)

楽しい夜でした

 旧友のギニー氏が来仙。仙台在住のくにとも氏と3人で一杯やってきた。この3人は一番古い友人同士で、幼稚園の頃からなんでかれこれ35年の付き合いになる。楽しい一夜であった。ありがとう、ありがとう。

 気持良く飲んで、久々に深酒してしまった。解散したのは2時過ぎだったと思うが、あんまり気分が良かったもんだから、国分町から歩いて帰ってきた。1時間半くらいかかった(と思う)。

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2009年11月17日 (火)

自分で自分を

 頭の中で同じ曲が何度も何度もリフレインしている、そんな時ってないですか?

 今朝が正にそうで、朝目が覚めた時からずーっと同じ曲が頭の中で鳴り響いていた。何だっけなあ、この曲。

 昼頃になってようやく思い出した。ああ、これクラッシュの曲だよ。確か「ロンドン・コーリング」に入ってるやつだ。

 仕事を終えて家に帰り、CD引っぱり出して約10年ぶり?くらいに「ロンドン・コーリング」聴いてみた。随分音がスカスカしていて、脱力するような曲もあるけど、男っぽくていいアルバムだねえ。件の曲はM17「I'M NOT DOWN」であった。

いつも赤恥さらしてきた しかし、もう大人さ ダウンはしない

 無意識の意識が記憶の底からこの曲を思い出して、自分を励まそうとしてたのかなあ。

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2009年11月11日 (水)

気狂い同士慰めあったって

 最近朝5時頃目が覚める。夜はヘトヘトに疲れてるので寝付くのは早い。もう気を失うみたいに速攻で寝てしまう。あんなに寝付きが悪かった以前の自分が信じられないくらい早く。が、朝早く目が覚める。目が覚めて、時計見て、ああまだ5時か、ラッキー、もう少し寝ようっと、ウトウト・・・っていう快楽がない。二度寝しても、胸がムカムカするような不快感がまとわりつくばかりでスッキリしない。以前妻に言われた事を思い出す。

 「明け方目が覚めるというのも鬱の一症状」

 そうか。もしかして、これがそうなのか。でも自分がそうだって認めたからってどうなるもんでもあるまい。誰か助けてくれるのか?誰か代わりに働いてくれるのか?朝ゴミ出ししてくれるの?

 「気狂い同士慰めあったって無駄だろ?」って歌詞があったのはダイナソーJr.の曲だったか・・・。


 結膜下出血した目はこんな具合に。昨日よりは大分マシだが。「呪怨」かっての。


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2009年11月10日 (火)

目が

 朝起きたら、右目の白目部分に血溜まりみたいなものが出来ている。昨日耳の不調の事を書いたら、今度は目だよ。

 調べてみたら、「結膜下出血」という症状で、結膜下の小さい血管が破れて出血したものらしい。1週間くらいで自然に治るので心配はいらないようだ。痛みは全くない。鏡で見るとちょっとホラーな感じで気味が悪い。

 心配いらない・・・って言われてもなあ。何か嫌な感じ。

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2009年11月 9日 (月)

耳が

 最近、疲れてくると耳鳴りがするようになった。左耳がゴーッと鳴って、周囲の音や人の話し声が反響して上手く聴きとれなくなってくる。毎日ではない。特に疲れている時にそうなるようだ。

 疲れている、といえば、先日こんなことがあった。
 残業していたら携帯電話が鳴って、見ると大学時代の知人からだった。本当ならば、「ああ久しぶりだなあ、嬉しいなあ」と思うはずだ。ところがその時は、何故だか反射的に「学生時代の知り合いが誰か死んだんじゃないか」と思ってしまった。動悸が激しくなり、すぐに電話に出ることが出来なかった。勇気を振り絞って出てみると、何のことはない近況報告の電話だったのでホッとした。
 あの時は、ああ、オレ、ちょっと疲れてるかもなあ、と思ったよ。

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